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Damien Jalet | Kohei Nawa

MIRAGE [transitory]

Damien Jalet | Kohei Nawa

27 Sept. - 6 Oct. 2024 THEATER ゼロテン

儚くかたちを変える物質を通じて、
さまざまな境界を手探る
新作パフォーマンスアート
Mirage [transitory]
海外公演に先駆け、福岡・博多にて“世界初公開”

ベルギー/フランスの振付家・ダンサーのダミアン・ジャレと彫刻家・名和晃平のコラボレーション4作目となるパフォーマンスアート《Mirage [transitory]》を、福岡・博多の「THEATER 010」にて発表する。元ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルによる音楽や、ANREALAGEが手がける衣装のもと、世界中で活躍するダンサーたちが濃密な時空間を立ち上げる。また本公演は、来年のスイス・ジュネーヴでの展開をはじめとした継続的な発展へのプロローグとしても位置付けられる。

ジャレと名和の10年にわたるコラボレーションは、科学と神話、彫刻とダンスの境界を超えた表現を生み出してきた。本作は、これまでの大規模なコラボレーション3部作《VESSEL》《Mist》《Planet [wanderer]》における達成を足場としつつ、より鑑賞者個々の身体と結びついたクローズドな表現を目指す。

“MIRAGE”、それは自分自身を探して《Planet [wanderer]》の砂漠を彷徨い歩いていたものたちが見る蜃気楼であり、鑑賞者をめくるめく変容の旅へと誘う幻の境界面である。

  • photo © Rahi Rezvani
    ダミアン・ジャレ
    Damien Jalet

    振付家/ダンサー/ダンス教師

    1976年生まれ。フランス系ベルギー人の振付家、ダンサー、ダンス教師。ダンスをはじめ、彫刻家、音楽家、振付師、映画監督、デザイナ-らと作品の合同制作をするほか、オペラやMVの振付を手がけるなど、多岐にわたって活動。

  • 名和晃平
    Kohei Nawa

    彫刻家/Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授

    1975年生まれ。彫刻家、Sandwich Inc. 代表、京都芸術大学教授。京都を拠点に活動。独自の「セル(細胞・粒)」の概念のもと、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出す。

  • photo © SIG
    トーマ・バンガルテル
    Thomas Bangalter

    アーティスト、ミュージシャン、作曲家

    1975年生まれ。ミュージシャン、レコードプロデューサー、歌手、ソングライター、DJ、作曲家。ダフト·パンクの共同創設者かつメンバーであり、世界中のクリエイターとコラボレーションするほか、撮影監督としても活動。

  • 森永邦彦
    Kunihiko Morinaga

    デザイナー

    1980年生まれ。ファッションデザイナー。大学在学中に服づくりをはじめ、2003年「アンリアレイジ」として活動を開始。2005年、東京コレクションデビュー。2019年、フランスのLVMH PRIZEのファイナリストに選出。

THEATER 010

イマーシブシアター(=没入型演劇作品)の手法をもちいた、エンターテインメントレストラン。Asia’s 50 Best Restaurantsに何度もセレクトされている2人のシェフの料理と、世界一のバーテンダー金子道人氏がプロデュースする「BAR 010」のドリンクと共に、シルク・ドゥ・ソレイユやゴット・タレントでも活躍するパフォー マーが世界トップレベルのエンターテインメント体験を提供。

〒812-0018
福岡県福岡市博多区住吉1丁目4-17(Google Map

名称
Mirage [transitory]
(ミラージュ [トランジトリー])
振付
ダミアン・ジャレ
舞台美術
名和晃平
音楽
トーマ・バンガルテル
衣装
ANREALAGE
照明
吉本有輝子
舞台監督
夏目雅也
音響
中原楽
振り付け
アシスタント
小尻健太
ダンサー
エミリオス・アラポグル、湯浅永麻、ヴィンソン・フレイリー、
三東瑠璃、牧野李砂、リ・カフア(Lico)、福士宙夢、加賀谷一肇、
茂木美佑
主催
株式会社 Zero-Ten
企画制作
Sandwich Inc. 
Super Massive Global 株式会社
特別協賛
吉村ホールディングス株式会社
協賛
Super Massive Global 株式会社
協力
ULTRA SANDWICH PROJECT
(京都芸術大学)
株式会社サイバーエージェント 
v1rtus Ltd T/A Hemway

公演日(全12回)

9月27日(金)
19:00開演(18:30開場)
9月28日(土)
14:00開演(13:30開場)
19:00開演(18:30開場)
9月29日(日)
14:00開演(13:30開場)
19:00開演(18:30開場)
10月1日(火)
19:00開演(18:30開場)
10月2日(水)
19:00開演(18:30開場)
10月4日(金)
19:00開演(18:30開場)
10月5日(土)
14:00開演(13:30開場)
19:00開演(18:30開場)
10月6日(日)
14:00開演(13:30開場)
19:00開演(18:30開場)

チケット

前売り
1階自由席   
一般 8,000 円 学生 4,000 円
2階立ち見席  
一般 5,500 円 学生 3,000 円
当日
1階自由席   
一般 9,000 円 学生 5,000 円
2階立ち見席  
一般 6,500 円 学生 4,000 円

  • VESSEL(ヴェッセル)

    2016 年に京都で初演。生と死、大地と生命の循環、その全ての背景をなす“vessel(器)”を基本概念 とした初のコラボレーション作品。「ヘッドレス」と呼ばれる、頭部を見せない特徴的な姿勢をとったダ ンサーたちが、彫刻的な身体表現を通じて世界観を描き出す。

  • Mist(ミスト)

    2021 年 5 月にオランダで予定されていた舞台公演が中止となり、映像作家ラヒ・レズヴァニの撮影によ る映像作品として、2022 年 1 月にオンライン配信。霧と身体の関係が神話的なイメージを織り成す幻想 的な映像作品。

  • Planet [wanderer]
    (プラネット[ワンダラー])

    2021 年 9 月にパリで初演。光を反射する黒い砂のランドスケープを背景に、地を這う霧や降り注ぐ粘度 の高い液体が気象現象のように舞台を包み込む。その中で、植物のように⾵に揺れるダンサーたちの身 体表現が印象的。